広々明るいローメンテナンスの庭
2015年09月07日 玉野市 T邸(表庭・別宅)
「バラと花とガゼボの庭」と同様、ブログで紹介させていただいていました。
玄関前は、メンテナンス(除草・植木の手入れ)の負担を軽減したい、囲われた空間を作りたい、外からの視線を遮蔽したいとのご希望でした。
既存の植木はほとんど撤去し、サツキを一部だけ残しました。
新しく、ハウチワカエデとハイノキを植栽し、足元を下草で少し彩りました。
土の部分は、防草シートの上に玉石を敷き、除草の手間を最小限に減らしています。
元から塀はあったのですが、敷地内が高い位置の為、完全に遮蔽できなかった囲いは、人工木材を使ったマイティフェンスとラインスタイルで気になる視線の高さをクリアしました。
別宅は、除草に掛かる負担の軽減、全体を綺麗にしたいとのご希望でした。
庭内の土の部分で植木に支障がない所は、防草シートの上に錆砂利を敷きました。
ブロック、建物壁、扉、門など、全体的に洗浄をしました。
ブロックや壁などは高圧洗浄をして、木材は木材専用の洗剤を使用しての洗浄でした。
裏の竹垣は、自然竹で作っていたものが古くなって壊れていたので、人工竹で同じ形状に作りました。
玄関前と別宅、両方とも防草処理を施しましたが、施工前と比べてとても広く明るいと感じるようになりました。
現在、表庭に机と椅子を出して、そこで休憩をとられているそうです。
視線を遮ることで、気兼ねなく休める空間を作り出せたようで、よかったです。
T様、ありがとうございました。