竹垣が魅せる表情
2018年07月14日 岡山市東区 K邸
施工やメンテナンスをさせていただいているお客様です。
このたび、見映えよく庭の仕切りをしてほしいとご依頼くださいました。
門柱前の石柱との間に、グローベンいかだ垣のユニットを取付けました。
交互にしなる人工竹が、テクスチャに陰影を付け、立体感ある竹垣となっています。
瓦の袖に高さに一工夫し、竹垣と瓦が組み合わさった袖垣ができました。
3つの竹垣をしていますが、この竜安寺垣風の竹垣のみ、竹の部材を組合わせた創作竹垣となっています。
石組の後ろには、九頭竜垣を取り入れました。
低めの主張しすぎない竹垣が、景石の後ろで背景を造り、空間にメリハリを与えてくれます。
粒の大きい砂利を敷き、竹垣の後ろはバイカウツギを植栽しました。
3種類の竹垣。
場所や形が違い、それぞれに違った表情を魅せてくれます。
場所ごとのひとつの竹垣が、庭の印象を変える大きな存在となっています。
K様、ありがとうございました。