花壇で表す石の庭
2018年05月24日 岡山市東区 M邸
メンテナンスのお客様が、花壇の改修をご依頼くださいました。
定期的な草取りや植え替えなどの、花壇の管理への負担の軽減と、修景を兼ね揃えた形をご提案させていただきました。
花壇の縁や、植木はそのままに、小さなものは撤去して、石を据えました。
メインの錆御影石は、自然石を割り、一部ビシャンで叩いて仕上げ、穴を開けてその中に植栽をしています。
明るい錆御影石に対し、黒の溶岩石(阿蘇溶岩石)を大小組合わせた景石で、色んな角度から楽しめるように工夫しました。
周りは防草シートの上に錆御影石を砕いたゴロタ・砂利を敷き詰め、除草の回数が減るようにしています。
ゴロタの中に、阿蘇溶岩石も入れて、単調な色合いとならないよう立体感を出しました。
玄関の横にある3.8m×0.7mほどの花壇。
そのスペースが、建物のひとつとして生きていれば幸いです。
M様、ありがとうございました。