匠の技光る　有限会社光匠園

旧宅が近所にあり、そこにある石や樹木を使って、お庭を含めた外苑工事をさせていただきました。

門柱は塗装の壁にフェンスをはめ込み、シルバーの笠木を使用したシンプルなデザインです。
アプローチの飛鳥砂利洗出しの中には、アクセントとして門扉の芯に300角の石を敷いています。
こうしたひと工夫で、色や形が生まれ、より味のあるデザインに仕上がりました。

庭の中に入ると、一歩ずつほどよい間隔に打たれた飛石で玄関へと導かれます。
そこで目に入るのは、植栽に彩られた石組や竹垣。

飛石、石組の石と樹木は既存のものを使いました。
竹垣は「金閣寺垣」という竹垣です。上の飾り結びは「ねじりいぼ」という結び方で、施主様のお知り合いも興味津々だったそうです。

植栽スペースが広いので、季節に合った草花を植えたり、小物を置いてみたりと、完成後も施主様に「造園」を楽しんでいただければうれしいです。