施工事例

倉敷市 不洗観音寺

2012/06/29 更新

庭

施工前

施工前

施工後

施工後

完成後の様子

土を掘ってモッコに乗せて、クレーンで吊ってダンプに乗せて…下地作りに向けての準備です。

土を掘ってモッコに乗せて、クレーンで吊ってダンプに乗せて…下地作りに向けての準備です。

立上がりに打ったコンクリートがへたって流れないように、コンパネと垂木で作った型枠を頑丈に固定しています。

立上がりに打ったコンクリートがへたって流れないように、コンパネと垂木で作った型枠を頑丈に固定しています。

浄化と循環システムの電気配線です。

浄化と循環システムの電気配線です。

ネットを張って水を吸わせた水苔をぎゅうぎゅうとまんべんなく入れます。

ネットを張って水を吸わせた水苔をぎゅうぎゅうとまんべんなく入れます。

完成予想を描いたイメージパースです。

完成予想を描いたイメージパースです。

まだ寒い時期。完成しましたが、まだ葉が開いていません。

まだ寒い時期。完成しましたが、まだ葉が開いていません。

緑が茂ったときを想像して、春を待ちます。

緑が茂ったときを想像して、春を待ちます。

新緑。茂った葉で石の部分部分が隠れ、風景が柔らかくなりました。

新緑。茂った葉で石の部分部分が隠れ、風景が柔らかくなりました。

ご祈祷される方がいる間は、水が流れています。

ご祈祷される方がいる間は、水が流れています。

生い茂る緑の影から光る水が神秘的な風景を描いてくれます。

生い茂る緑の影から光る水が神秘的な風景を描いてくれます。

一昨年・昨年と2年掛けて工事した不洗観音寺の滝です。

場所は祈祷所の横、紫雲殿の裏にあたります。
ご祈祷を待つ時間、部屋に向かうときに全面ガラス窓の外を見ると眺められます。

施工前は斜面に石と松を使った庭で、周りは広い芝生でした。

そこにあったものを取り除き、床掘から始まります。
滝にする部分の位置を出し、ユンボで掘って、土をクレーンで上の駐車場に上げて…を繰り返します。
掘ると同時に下の方は石を据えました。

床掘を終えると、次は滝の基礎。
周りはブロックを積んで、防水の配合をしたコンクリートで下地と立上りを作ります。
その上に防水シートを敷き、鉄筋を組んで、さらに防水コンクリートを打ちます。

防水コンクリートは黒くて分厚いゴムのようなシート。
当時真夏で、その上での作業は上からも下からも熱気でじりじり、あの暑さは今でも忘れない。

それからは完成の形になるまで、クレーンを使って石組でした。
小豆島の石をふんだんに使って、社長の指示を基準に、玉掛け・骨材作り・石の据え付け等に分散して、形を作っていきました。

下の壁面植栽は、ネットと水苔で植栽地を作って下草を植えました。

形ができたときに、試しにホースで水を落としてみましたが、その風景が完成間近を表しているようで感動しました。
出来上がったときは冬だったので、まだ樹木の彩りも少なかったのですが、暖かくなって葉が出ると、モミジ山のような風景が出来上がりました。
光を反射したり、濡れたところが濃くなったり、無色の水が風景に色を与えてくれます。

工事に入る前は滝を造るなんて、全然想像もできなかったものが、出来たときは作成の2年が早送りされたような感じでした。
経過の写真を見ていると、作成中当時のことをじわじわ思い出します。
みんなで大きなことを一つ成し遂げて、この喜びを背負ってまた一つ進んでいきたいと思えました。

この風景が、ご祈祷される方々の癒しの一部となれば嬉しいです。