庭の豆知識

とっくり結び・ねじりいぼ結び

2012年11月21日 更新

とっくり結び・ねじりいぼ結び

ねじりいぼ結びは、男結び(いぼ結び)のアレンジと言ったところです。
竹垣の玉縁(竹垣の天端に取り付ける笠)を結ぶ際によく使います。

この結びをする前に、「とっくり結び(うの首結び)」と言う結び方で竹をしっかりと締めます。
とっくり結びは、縄を1周巻き、上で交差させてもう1周回してきます。
交差させている2本の縄の下に、回してきた縄を通して、縄の両端を引っ張って締めます。

そこから男結びをするのですが、輪の中に縄を入れる前に、縄の縒りと同じ方向で2本の縄を縒っていきます。
両掌でこするようにする方法もありますが、もともとの縄の縒りが緩んでしまうことがあるので、片手ずつでねじるようにしています。
しっかり縒ったら、折りたたんで輪の中に入れ、ねじって1本にします。
輪の方の縄を引っ張り、締めます。

最後に、裏側に垂れている縄を立っている縄に掛けて、表側に垂れるようにして、適度な長さ(この場合は上の竹と下の竹の真中あたり)に切って完成です。





手順1

これで完成です。