庭の豆知識

方形石貼り

2013年03月11日 更新

300角や300×600角など、四角または長方形に加工された石を貼る(敷く)こと。

アプローチに砂岩の板石を敷きました。
ラジャストーンというインド砂岩です。
他の石と比べて砂岩は軟らかく、加工がしやすい石質で、見た目も柔らかい印象を受けます。

車は通らないので、砕石基礎に空モルタル(セメントと砂を混ぜたもの)、のろ(セメントを水に溶かしたもの)で施工しています。
少し高めにモルタルを敷いて、ゴムハンマーで叩いて水平を見ながら調節していきます。

 

手順1

砂岩板石。面を揃えず、一枚一枚を生かす形に敷いています。

手順2

グレーのノミ切御影板石。ウマ目地にしています。安定感があり、一枚一枚というよりは、敷いた石全部がまとまって石畳の形を成しています。

手順3

白のノミ切御影板石の方形乱敷。四角と長方形の石を縦横に敷き、目地で動きを出します。石畳の中、動きのある目地で面白みがあります。