桂垣(かつらがき)
2013年01月11日 更新
名前の由来は、原型のものが桂離宮にあることからで、竹塀式のものと、自生の竹をしならせ、そのまま竹垣の形とするものがあります。
写真は、割竹と竹穂を使った竹塀式のものです。
柱に垂木をつけて、骨組みを作り、中に竹穂を詰めて(その竹穂のことをアンコと言います)、向きを揃えた竹穂を並べ、割竹と結びで押さえて作ります。
作る手間がかかる分、豪華で圧倒的な存在感を魅せてくれます。
完全に遮蔽されるので、塀や袖垣などに使われます。